『LAN 工事での役割分担と作業手順及び準備項目』[第2版97/12/30]                      G.I.V.E. T.Satoh ◆準備項目(施工前工程) ---------------------------------------------------------------------- 1.準備項目(施工前工程)の概要  1-1.下見前準備:学校側での準備  1-2.下見前準備:つなぎ隊側での準備  1-3.下見の実施  1-4.配線計画、設定計画、施工計画、資材調達計画のまとめ  1-5.各種計画を学校側に提案し合意、資材調達を要請  1-6.回線状況、資材調達状況の確認  1-7.MLで周知し施工人選  1-8.ホームページで情報公開 2.下見前準備:学校側での準備  2-1.学校側へ下見前に準備しておいてほしいことを通知   □校舎の正確な図面(理想は電気配線図面)   □将来の教室の移動/増築予定等があれば日程や詳細を確認   □電話配線のルートを確認 3.下見前準備:つなぎ隊側での準備  3-1.準備しておくもの:   □メジャー(5m程度のもの)   □三角スケール(図面の縮尺に合わせて)   □デジタルカメラ   □テスター(100VACの電圧が測れるもの)   □ケーブル見本   □懐中電灯 4.下見の実施及び配線計画、設定計画、施工計画、資材調達計画のまとめ  4-1.配線計画   4-1-1.インターネット接続予定PCの決定及び回線確認   □図面上で学校側の意向を確認    □現行のPCの設置場所及び台数、主な利用用途(接続対象か?)    □将来想定されるPCの利用場所の洗い出し   □回線の[有・無]及び場所の確認    □回線種類(ISDN、専用線等)の確認 [ ]     これから回線工事の場合は開通日も確認[ 年 月 日]    □ISDNの場合、FAX等との共存は?[有・無]     □交換機の場所は?     □電話業者との切り分けは?    □DSUの[有・無]及び場所[ ]及び     型番号[ ](外付けか?・TA内蔵か?)    □TAの[有・無]及び場所[ ]及び     型番号[ ](DSU内蔵か?)    □Routerの[有・無]及び場所[ ]及び     型番号[ ](TA内蔵か?DSU内蔵か?)   4-1-2.図面を持って配線予定ルートを見てまわる    □天井裏の高さ(マチ)    □点検口の位置(必要に応じ開けて確認)    □部屋入り部分の貫通箇所(材質、厚さ)    □防火界壁の有無/貫通ポイント    □配線の距離    □工事時の危険箇所    □電気配線/TV配線    □HUB類の電源及び電圧  4-2.設定計画   4-2-1.既存設備(PC/LAN)の構成詳細を確認   □サーバーの[有・無]    □マシンのハードウェア環境は?     □本体[ ]     □RAM [ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □NIC [ ]    □OSは?バージョンは?     □OS [ ]     □Ver [ ]    □プロトコルは?TCP/IPの設定は?     □Protocol [TCP/IP、IPX/SPX、NetBEUI、AppleTalk、他( )]     □TCP/IP IP Address [ . . . ] SubnetMask [ . . . ] Gateway [ . . . ]    □現在セットアップされているサービスは?     □DHCP [有・無] スコープ [ . . . ] - [ . . . ]     □WINS [有・無]     □他 [ ]    □不足する資源は? [ ]   □クライアント    □マシンのハードウェア環境は?     □本体[ ]     □RAM [ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □HDD [ ]ドライブ 容量[ ]GB 空き容量[ ]MB     □NIC [ ]    □OSは?バージョンは?     □OS [ ]     □Ver [ ]    □セルフメンテナンスは? [有・無]    □プロトコルは?TCP/IPの設定は?     □Protocol [TCP/IP、IPX/SPX、NetBEUI、AppleTalk、他( )]     □TCP/IP IP Address [ . . . ] または 自動取得 SubnetMask [ . . . ] Gateway [ . . . ]    □現在セットアップされている主なソフトウェアは?     □ブラウザ [ ]     [ ]     [ ]     [ ]    □特記事項     [ ]     [ ]     [ ]    □不足する資源は? [ ]   4-2-2.既存設備を踏まえて各種設計書を作成    □システム接続図    □システムハード構成(仕様程度)及び不足資源の参考価格    □各サーバーの機能設定仕様    □アドレス計画     □Routerの設定    □ドメイン計画  4-3.施工計画   4-3-1.スケジュール関連   □回線ないなら回線工事日はいつか? [ 年 月 日]   □不足しているハードウェア・ソフトウェア資源があれば、    いつまでに調達可能か? [ 年 月 日]   □工事日の決定 [ 年 月 日]   □一日で完了しなかった場合の予備日は? [ 年 月 日]   4-3-2.施工事前準備関連   □工事日までに学校側でどこまでやっておいてもらえるか?    □天井板はずし? [可・不可]    □壁の穴開け? [可・不可]   4-3-3.人員関連   □人工総数の見積(必要数)    □現場責任者 [ ]人 [ ]    □配線班 [ ]人    □ケーブル加工班 [ ]人    □設定班 [ ]人    □記録班 [ ]人    --------------------------    □総合計 [ ]人   □当日学校側から参加できる人員の確認    □教職員 [ ]人    □用務技士 [ ]人    □父兄・保護者 [ ]人    □生徒 [ ]人    --------------------------    □学校側計 [ ]人   □つなぎ隊からの動員必要数    □つなぎ隊側計 [ ]人  4-4.資材調達計画   □どのような資材が必要になるか?    ・ケーブル関連    □ケーブルは? [ ] [ ]m    □モジュラープラグは? [ ] [ ]個    □モジュラージャック及びボックスは? [要・不要] [ ]個    □モールは? [要・不要] [ ] [ ]本    ・雑材・消耗品関連    □CD管は? [要・不要] [ ] [ ]m    □インシュロックは? [要・不要] [ ] [ ]本    □ステップルは? [要・不要] [ ] [ ]本    □サドルは? [要・不要] [ ] [ ]本    □釘□ネジは? [要・不要] [ ] [ ]本    □両面テープは? [要・不要] [ ] [ ]巻    □その他 [ ]   □当日学校側から用意できる工具類の確認    □脚立の数 [ ]本    □ニッパ等の数 [ ] 5.計画を学校側に提案し合意、資材調達を要請  □つなぎ隊計画としてML上で合意を取り付けたか?  □つなぎ隊計画を学校側に提案し、合意を得られたか?  □資材調達を要請し、目途は立っているか? 6.回線状況、資材調達状況の確認  □回線がなかった場合、工事は予定通り行われているか?  □接続先からのアカウントは発行されているか?  □資材調達はうまく行っているか? 7.MLで周知し施工人選  □行事予定のページにエントリされ、参加者の募集が始まったか?  □つなぎ隊側の必要最低数は確保できたか? 8.ホームページで情報公開  □本プロジェクトがつなぎ隊公開ページへエントリされたか? ◆施工当日の作業手順 ---------------------------------------------------------------------- 1.施工当日の作業手順の概要  1-1.学校側・つなぎ隊全体打ち合わせ  1-2.校内現場視察  1-3.班別にて施工・設定作業  1-4.休憩  1-5.班別にて施工・設定作業の続き  1-6.施工・設定の確認  1-7.終会 2.学校側・つなぎ隊全体打ち合わせ  2-1.両者代表あいさつ等  2-2.自己紹介等   □学校長、教頭、教員、用務技士、生徒それぞれの参加確認及び    参加人数をチェックし、作業役割分担を計算する。  2-3.工事の概要説明   2-3-1.配線計画・設定計画の全貌の確認    □どことどこをつなぐか?    □何本のケーブルを概ね何mくらい引き回すか?    □仕上がりは概ねどのようになるのか?    □機器類の設定はどのようになるのか?    □事前にどこまで確認できているのか?   2-3-2.配線するケーブル及び設置する機器の確認    □ケーブルは、その場でサンプルを示して、簡単な特徴□扱い上の     注意点等を説明すると良い。    □ルーター等は、何をするものなのか、どのように動作するのか、     扱い上の注意点等を説明すると良い。   2-3-3.システム構成図(LAN構成図)の確認    □必要があれば、LANの系統図を板書して説明する。   2-3-4.施工計画に基づき役割分担を確認    □以下の「LAN工事での役割分担」を参照し、本日の各班の編成を     説明し、施工計画に基づく人員配置を決める。   2-3-5.今日の手順の確認    □今日の作業の段取りを説明する。   2-3-6.安全面等の諸注意    □脚立仕事やニッパ等の工具の取り扱いには危険が伴うことを、     特に生徒が参加する場合にはよく注意を促しておくこと。    □作業は概ね4〜5時間という長時間に及ぶことが多いので、     休憩時間と場所は事前に確認しておき、無理をしないよう     徹底する。    □消防設備等を注意する。     □光の屈折率を利用した火災報知器はゴミやホコリで誤作動が      起きやすい。     □火災報知器の設置場所を確認する。 3.校内現場視察  □参加者全員で、「1.学校側□つなぎ隊全体打ち合わせ」において   机上で行ったルート設定などを、実際に目視してひとつひとつ   確認する。  □その際、机上の計画に変更が必要な場合は、応変に対応する。 4.班別にて施工・設定作業  □配線班、ケーブル加工班、設定班、記録班等に別れ、それぞれの   持ち場で作業を行う。  □特に配線班等で割普請を行っている場合には、トランシーバー等で   よく連絡を取り合い、同期が必要な場合は、呼吸を合わせて施工する。  □危険な場面では、脚立を支える等も重要な役割であることを徹底する。  □教員、生徒の積極的な参加に対しては、つなぎ隊員は、主体は彼等で   あって、つなぎ隊はそのサポートであることを常に意識するようにする。  □隊員は技術的な指導にあたり、手本を示し、なるべく教員、生徒が   実際に取り組めるよう配慮する。  □その他、班別の作業の詳細については、「LAN工事での役割分担」を参照。 5.休憩  □定刻には、必ず手を休め、所定の場所で休憩をとること。  □但し、休憩時間は、単なる休息時間ではない。各班の中間経過を   すり合わせ、その時点までの反省点、注意点、問題点等を出し合い、   その後の段取りや改善点等を確認する時間として有益に活用する。 6.施工・設定の確認  □班別に工事区分毎に試験を行っていたものを、最終的にはクライアント   パソコンを使って接続を確認する。  □学校側に対して、インターネット接続までの一連の作業が完了したことを   知らせ、実際の接続を教員や生徒に確認してもらう。 7.終会  □今日の作業が終了したことの確認、また、ペンディング事項があれば   その確認を行う。 ◆LAN工事での役割分担 ---------------------------------------------------------------------- 1.現場責任者   [つなぎ隊]工事毎に 1名選任しておく。   [学校側]通常、学校長。   □打ち合わせ時にはつなぎ隊代表として挨拶する。   □工事概要を参加者に説明する。   □工事区分設定の話し合いを持ち、最終的な判断を下す。   □実作業時には各班に対し、指揮・監督にあたる。   □学校側責任者(学校長)との調整役を務める。   □つなぎ隊反省ミーティング時にまとめを報告する。 2.配線班   [つなぎ隊□学校側]つなぎ隊、学校側一体となって構成する。    学校側からは、用務技士及び教員のみならず、生徒にも参加してもらう。   □設定した工事区分毎に割普請する。    −各自のスキルに応じて、工事区分毎にスキルのある者が主担当となり、     班員を指導しながら、施工する。   □通線方法、仕上げ方などを決定する。    −大筋の方針は、皆で現場視察の上話し合い、最終的には現場責任者が     決定する。局所的なものは、自分たちで応変に判断し決定していく。    −壁に穴を開ける、校舎外にCD管を垂らす、等の学校設備に大きく影響     する場面では、用務技士、または学校長の判断を仰ぐ。   □通線、仕上げが完了したら、ケーブルの成端加工を行う。    −つなぎ隊の成端加工マニュアルに従い、モジュラープラグやジャックを     加工する。    −テスターを用いて、導通試験を行う。    −ケーブル識別のために、テプラ等でケーブルにマークを付ける。 3.ケーブル加工班   [つなぎ隊]指導員を選任しておく。初めての隊員もここから入門する。   [学校側]教員や生徒に担当してもらう。   □つなぎ隊の指導員からケーブルの成端加工のやり方を説明し、班員に    目標点数の成端加工をやってもらう。   □テスターの使い方なども説明し、合格するまで何度でもトライさせる。 4.設定班   [つなぎ隊]最低 1名はサーバー、クライアントのパソコン設定に精通した    者があたる。また、最低 1名はルーターの設定に精通した者があたる。    初めての隊員もここから入門する。   [学校側]教員や生徒に担当してもらう。   □事前の打ち合わせにより設定内容、ルール等はまとめておき、現場に望む。   □パソコン教室、職員室等のサーバー、クライアントの各パソコンを設定する。   □ルーターの回線との接続、設定を行う。 5.記録班   [つなぎ隊]撮影係と技術記録係を最低 1名は選任しておく。   □打ち合わせの記録(日時、場所、参加者氏名、打ち合わせ内容)   □作業の様子の撮影及び記録    −各自の取り組み、仕上がり、打ち合わせ風景など   □物理構成図の記録   □論理構成図の記録   □使用した部材及び価格等の記録 ◆施工後の役割分担 ---------------------------------------------------------------------- 1.記録班及びウェッブ編集班  □記録班はウェッブ編集班に当日の写真(JPEG)や図面類を提供する。  □ウェッブ編集班は記録班からの情報に基づきホームページを編集する。 2.その他  □ML等でレビューを行い、学校側にフィードバックすべきものは連絡する。  □レビューに基づき、関連マニュアル等をせっせと手直しする。